孤読な日々

ライトノベルを愛するブログ

【感想】Re:ゼロから始める異世界生活25

 

「──ああ、わかるよ」

 

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 『Re:ゼロから始める異世界生活25』

 著:長月達平 イラスト:大塚真一郎

 

の感想です。

 いつも通りTwitterでも書いたんですが、如何せんネタバレなしに語れることは限られるし、140字では足りないしでまだ書き足りん、というわけです。

 

 ではでは、ネタバレありなのでそのつもりで。

 

 

 

 

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【感想】筺底のエルピス シリーズ

 

「ボクらは負ける。人類は滅ぶ。今のところ、それは確定しているんだ」

 

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 『筺底のエルピス』シリーズ

 著:オキシタケヒコ/イラスト:toi8

 

 お久しぶりです。お久しぶりになる予定じゃ……なかったんですけどね……。

 

 今回はシリーズ通しての感想です。特に面白かった4巻の感想に絞るか迷ったのですが、5,6巻を読んだ後で書くのはなんか違うな、と思ったので。1巻1巻触れようかなと。

 

 まず、未読の方へ。

 

 グロがダメな人以外は読んでくれ。是非是非読んでくれ。

 表紙がいまいち好みじゃないんだよなとか、4巻から滅茶苦茶分厚いしなとか、ガガガの作品はラブコメで十分なんだよなとか、思ってる場合ではない。これは面白い。保証しよう。だから、今推したいラノベ三本の指に入ったこの作品を、少しでも興味を持ったら読んでほしい。

 

 以下、その意を込めて1巻のあらすじを掲載しておきます。1巻の、それもあらすじだけでは全くもってこの作品の魅力は伝えきれませんが、ないよりマシということで。

 

殺戮因果連鎖憑依体ーー。それは古より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきた異界の絶滅プログラム。見鬼の改造眼球と、時を止める《停時フィールド》を駆使してその脅威に立ち向かう《門部》の封伐員、百刈圭と乾叶は、正体不明の《白鬼》と遭遇する。叶の親友に憑依したその鬼を巡って組織は揺れ、バチカンまでもが動き出す。人類滅亡を防がんとする秘密結社同士の衝突は、果たしていかなる結末を迎え、空虚と傷を心に抱えた二人は、そこにどんな答えを見出すのか。人類存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、堂々たる開幕の第一巻。

 

(1巻裏表紙より)

 

 ということで、これ以降は既読者が読む想定のネタバレ込み込みの感想ですので、ご注意ください。

 

 

  • ー絶滅前線ー
  • ー夏の終わりー
  • ー狩人のサーカスー
  • ー廃棄未来ー
  • ー迷い子たちの一歩ー
  • ー四百億の昼と夜ー

 

 

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【感想】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか16

 

「私を攫ってください」

 

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 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろか16』

 著:大森藤ノ/イラスト:ヤスダスズヒト

 

の感想であり、感想の皮を被った考察の皮を被った妄想です。

 Twitterでも感想を書いたんですが、如何せんネタバレ厳禁な今回、触れられないことが多すぎたので改めてこの場で書きます。

 

 ということで、ネタバレの配慮は皆無なので、未読の方はブラウザバック推奨です。

 

 で、本題に入る前になんですが、この16巻はダンまちらしからぬ難しさ複雑さでしたよね……。

 正直読み違えてる可能性も否めないし、(正確にかは別として)カラクリを把握した上での2周目なども読んでいないので悪しからず。ラフに読んでいただければ。

 

 

  • リュー・リオンが可愛い 
  • 結局こういうこと?
  • 『水と光のフルランド』
  • 英雄と伴侶

 

 

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好きな表紙デザインの話

 ライトノベルの売れ行きを左右する大きな要因として、表紙があるじゃないですか。

 

 店頭の平積みで、通販サイトの写真で、SNSで流れてきてと、表紙買いとまでは行かなくとも第一印象に大きく関わる表紙。しかし、その表紙を構成するのはなにもイラストだけではないと。

 イラストの他にも、タイトルがあり、サブタイトルがあり、著者名があり、イラストレーター名があり、そのフォント、サイズ、配置といった要素がある。

 

 そういう表紙デザインの(特にタイトル配置の)話です。まあ、デザインに特別詳しいとかでは全くもってないですし、ただただ好みを語ります。

 

 

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比企谷八幡という、最高の主人公

 最終話12話の放送から1週間以上が経ちましたが、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』ご覧になりましたか?

 完結まで映像化というのは、凄いことですが寂しくもありますね。原作完結時もでしたが、しばらくロスに襲われてました……。

 

 ところで、ライトノベルを名作たらしめる要素の一つがキャラクターでしょう。その意味で、比企谷八幡はこの典型であり、最高の主人公だと思います。

 と分析めいたことを言いつつも、要するに好きなんです。どの主人公よりも、どのヒロインよりも、どのサブキャラクターよりも比企谷八幡が好きなんです。

 

※未読・未視聴の方はご注意ください。ネタバレの配慮とかないです。

 

  • ぼっち哲学という強力な惹き 
  • 共感の錯覚
  • リアリストでありロマンチストである
  • つまるところ、面倒臭い奴である

 

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このラノ2021に投票しました。勝手に10位までも決めました。という話

このライトノベルがすごい!2021』に投票しました!

 昨年までは10作品選べた所が5作品に減って、悩んで悩んで今日まで引っ張ってしまった……。

 

 新作にのみ投票すると言うような縛りはしていないのですが、長編シリーズでも対象期間(2019.9.1〜2020.8.31)に発売された新刊の面白さのみを考慮するよう心がけて選出しました。

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ブログ始めます

 初めまして、ローナーと言います!

 

 これまでTwitterライトノベルの感想を呟いていて、この度このラノ2021協力者に選んでいただきました。前々からやってみたかったブログ、この機を逃していつ始めるのか……と言う訳でブログ始めます!

 

 ここで、「毎日投稿します!」と言えたらいいですが、残念ながらしません(できません)。

 基本はこれまで通りTwitterで感想を呟きつつ、特に取り上げたいと思った作品について140字の縛りのないここで語ったり、このラノはこの作品に投票しました!といった話をしたり、他には『独断と偏見で選ぶ〇〇な作品5選』のようなものも書いてみたいなと思ってます。

 

 ブログは初めてで色々と分からないのですが、読んでいただけると嬉しいです。